//未来を切りひらけ!自分を変えたいときに観たい映画3選

未来を切りひらけ!自分を変えたいときに観たい映画3選

自分を変えたい。そうは思っても「失敗したらどうしよう?」と臆病になったり、「何度やっても変われない」とあきらめの境地に陥ったりするのは、よくあること。

けれどもここで紹介する映画の主人公たちは、タイプは違うけれど、自分を変える覚悟を決めて挑戦したことで、望む方向へ人生が動き始めました。他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる。映画の主人公たちが、きっとそう確信させてくれるでしょう。さあ、次はあなたの番です!

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『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(原題:Good Will Hunting)(1997年)

[あらすじ]
天才的な数学の才能を持ちながら、幼児期のトラウマから自分の殻にこもり、素行不良でその日暮らしの青年ウィル。頭はいいけど精神的には未熟な彼が、心理学者ショーンとの交流を通じて成長していく姿を描いています。

この作品は、アカデミー脚本賞を受賞しただけに名セリフの宝庫。きっとあなたの心に刺さる言葉が見つかるはず。迷っているあなたの背中を押してくれるシーンを紹介します。

知識をひけらかすウィルに対し、ショーンはこんな言葉を投げかけます。

「(君は)ミケランジェロのことにも詳しいだろう。だがシスティナ礼拝堂の匂いは? あの美しい天井画を見上げたことが? ないだろう?」

ウィルは天才的な頭脳を持っていますが、その知識は本から得たものばかり。なんでもわかった気になっているけれど、実は、ボストンの街の外へ出たことすらありません。「美」や「愛」の言葉の定義は知っているけれど、それらを体感し、感情として味わったことがなかったのです。

そして、ウィルの悪友、チンピラ風のチャッキーの言葉にもハッとさせられます。
工事現場で「俺は一生ここで働いたって平気だぜ」というウィルに向かって、こう話します。

「親友だからハッキリ言おう。20年たってお前がここに住んでたら、俺はお前をぶっ殺してやる」
「俺は50になって工事現場で働いててもいい。だがお前は宝くじの当たり券を持ってて、それを現金化する度胸がないんだ。お前以外の皆はその券を欲しいと思ってる。それをムダにするなんて許せない」

親友からこんなことを言われたら、やるしかないですね!

人生には、経験して初めてわかることがたくさんあるのです。未知の世界へ飛び込む不安があっても、自分を信じて前へ進む覚悟を決めましょう。

『イン・ハー・シューズ』(2005年)(原題:In Her Shoes)

[あらすじ]
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のウィルとは対照的に、天才的頭脳とは無縁のマギーと姉ローズが、それぞれ自分だけの生き方を見つけていくストーリー。

見た目も性格も正反対の姉妹に共通していたのは、自己肯定力の低さ。
「欠点のある自分はダメ」という呪縛に縛られたままでは、何をやってもうまくいくはずがありません。不器用な二人が、恋愛や仕事に葛藤する姿に自分を重ねる人も多いのではないでしょうか?

やがて、それぞれが自分のコンプレックスと向き合い、それを含めて自分の存在には価値があると気がついたところから、人生が好転していきます。キャリアウーマンの姉が仕事をやめて結婚し、無職で男をあてに生きていた妹がビジネスを立ち上げるというまさかの展開になるあたりも、「私はこんな人間」と決めつけることをやめたから、と言えるでしょう。
自分の勝手な思い込みを手放し、ほんの少しの勇気と自信を持てば、こんなにも人生は輝き始めるのだということをマギーとローズは教えてくれます。

チャレンジする前に、自分を見つめ直してみる。欠点があっても、「私なんて」と卑下することなく、自信を持って一歩を踏み出した瞬間から、きっと自分が変わり始めていると実感できるでしょう。

『キューティー・ブロンド』(2001年)(原題:Legally Blonde)


[あらすじ]
自分を変えたいと思っても、なかなかチャレンジできない人、チャレンジしたけど失敗した経験がある人に、ぜひとも見て欲しい作品。悩んでいるのがバカらしくなるくらい、スーパーポジティブな主人公から、元気と勇気がもらえます。

お金持ちのお嬢様エルはブロンド美人。美容とファッションにそつがなく、大学の社交クラブでは会長を務めるキャンパスの人気者。
ところが「ブロンド(=頭が軽そうに見える)だから」という理由で、政治家志望のボーイフレンド、ワーナーに振られてしまいます。
この“不幸”な出来事が、まさか彼女の人生を大きく変えることになるとは!

ワーナーに未練たっぷりのエルは、猛勉強の末に彼を追ってハーバード大学のロースクールへ入学。しかし、セレブファッションのエルは、ハーバード大学で浮きまくり、仲間外れにされたり、教授から叱られたり。
それでも全然へこたれない!それは、自分自身を信じているから。

映画前半で彼女はキッパリ言い切ります。「私にできないことはない!」と。
この微塵の疑いもなく自分を信じる気持ちが、彼女を輝かせ、成功へと導いていきます。
周囲にバカにされようが、無理だと反対されようが、そんな無責任な他人の言葉で彼女が惑わされることはありません。なぜなら、たとえ失敗しても裏切られても、自分を信じて行動した方が後悔しないとわかっているから。

政治家の妻になることを夢見ていたお嬢様エルは、ハーバードで経験を重ね、やがて新しい生き方を見つけて成長していきます。
そんなエルの姿が、きっとあなたをやる気にさせてくれるはず!

[まとめ]
ここで紹介した映画の主人公たちは、生まれも育った環境も異なります。けれど、臆病になったり失敗したりしながらも、自分を信じて未来へ一歩踏み出していきます。
自分を変えること、つまり知らない自分に出会うことは、実はとても怖いこと。それでも、いつか「あの時チャレンジすればよかった」と後悔しないために、映画の力を借りて、前へ進んでみませんか?

By |2018-10-30T12:05:15+00:00October 30th, 2018|Categories: seeds|0 Comments

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